クレア・ミルズ

英国サリー大学 食物・分子免疫学 教授

講演者略歴

クレア・ミルズ氏は、サリー大学の食品・分子免疫学教授であり、マンチェスター大学の名誉教授も務めています。マンチェスター大学では、ウィゼンショー病院の呼吸器・アレルギー研究チームの一員として活動しています。

同氏は、欧州連合(EU)の統合プロジェクトである「iFAAM」や「EuroPrevall」、欧州食品安全機関(EFSA)のプロジェクト「ThrAll」、ならびに英国食品基準庁(FSA)のプロジェクト「PAFA」を主導してきました。また、EuroFIRが主導したアレルゲン性予測に関するEFSAプロジェクトにパートナーとして参画したほか、現在はEUのプロジェクト「Giant Leaps」において安全性ワークパッケージの責任者を務めています。

さらに、FSAの新食品・新規製造工程諮問委員会(ACNFP)のメンバーであり、近年行われたFAO/WHO合同食品アレルゲン専門家会議にも携わっています。

個人的な研究テーマは、食品タンパク質の構造と機能の相関関係に焦点を当てており、特に「なぜ特定のタンパク質だけがアレルゲンとなるのか」という解明に取り組んでいます。これには、食品マトリックスや加工がタンパク質の消化耐性に与える影響や、それが食品のアレルゲン性を決定する上で果たす役割に関する研究が含まれます。